
しかし、XSSを「反射型・格納型・DOM型の3種類」とだけ覚えると、現代のWebアプリケーションを正しく評価できません。
SPA、WebSocket、ブラウザー内テンプレート、SVG、WebView、ブラウザー拡張機能などが普及したことで、攻撃経路は大きく広がりました。
現代のXSSには、次のようなものがあります。
Mutation XSS
Blind XSS
Script Gadget
DOM Clobbering
Prototype Pollutionから到達するXSS
Client-Side Template Injection
postMessageやWebSocketを経由するDOM XSS
ブラウザーや拡張機能そのものを狙うUniversal XSS
本記事では、XSSの黎明期から2026年時点の分類までを整理します。
単なる用語集ではありません。
「何が起きるのか」「自分のシステムに関係するか」「なぜ発生するか」「どう確認するか」「どう直すか」「どう再発を防ぐか」の順で解説します。
XSSは、次の4つの軸を分けて考えると理解しやすくなります。