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サイバー攻撃について

この段階では、送信元IP詐称を使わなくても大規模な攻撃が可能です。

防御側は、次の課題に直面します。

  • 送信元IPが正規の端末に見える

  • 国や地域が分散している

  • 各IPの送信量が少ない

  • 単純なIPレート制限では止めにくい

  • 誤検知で正規ユーザーを遮断しやすい


第4段階:回線とPPSを狙う大規模攻撃

OSのSYN Cookieが普及すると、サーバーのSYN backlogだけを狙う攻撃は効きにくくなりました。

そこで攻撃対象は、より手前の資源へ広がりました。

Internet
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上流回線         ← 帯域枯渇
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エッジルーター   ← PPS・ルート処理
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ファイアウォール ← セッション表・CPU
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ロードバランサー ← 接続処理
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サーバー         ← SYN backlog・CPU

RFC 4987も、高PPSによってネットワーク処理能力や回線容量を狙う攻撃は、ホストのTCP実装だけを狙う古典的SYNフラッドとは分けて考える必要があるとしています。


第5段階:エッジ分散と超高速データプレーン防御

現代の防御では、攻撃パケットをアプリケーションやOSの通常ネットワークスタックまで到達させない設計が重視されます。

代表例は次のとおりです。