- 発生・検知:社員から「画面に見慣れない警告が表示された」とCSIRTに連絡が入る。
- 初期対応:CSIRTは即座にそのパソコンのネットワークケーブルを抜くよう指示し、他のPCへの感染拡大を防ぐ。
- 調査・復旧:ログを解析して侵入経路を特定し、バックアップデータから安全にシステムを復旧させるための支援を行う。
- 再発防止:今回の原因となった脆弱性を特定し、全社にOSの強制アップデートを指示する。
もう少し詳しく
CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、セキュリティ事故(インシデント)が発生した際に、その被害を最小化するための司令塔として機能する組織です。
CSIRTの活動内容は、主に「事前対応(プロアクティブ)」と「事後対応(リアクティブ)」に分かれます。
事前対応としては、脆弱性情報の収集と社内システムへの周知、セキュリティ啓発・教育、インシデント発生時の連絡体制(緊急連絡網)の整備、模擬訓練の実施などがあります。
事後対応としては、インシデントの受付(ファーストコンタクト)、影響範囲の特定、暫定対処(ネットワーク隔離など)、恒久対策(パッチ適用や設定変更)、復旧作業の指揮、および社内外(警察、IPA、マスコミ、顧客など)への公表や報告手続きのサポートを行います。