計算量のオーダー表記 | 応用情報技術者試験
計算量のオーダー表記とは
計算量のオーダー表記(O記法/オー記法)とは、アルゴリズム(問題を解く手順)の効率の良さを評価するために、処理を実行するのに必要な手間や時間が、処理するデータの量(N)が増えたときにどれくらい増加するかを大まかに表す記法です。
コンピュータの性能や実行環境に関わらず、アルゴリズムそのものの純粋な「賢さ」を測るために使われます。データの数Nに対して、処理回数が比例して増える場合は「O(N)」、データの数の2乗で増える場合は「O(N^2)」のように表記します。Oの中の式が小さいほど、データ量が増えても遅くなりにくい、効率の良い優れたアルゴリズムであることを意味します。
具体例
本棚から特定の1冊の本を探す場面を考えます。端から順番に1冊ずつ探す方法(線形探索)では、本がN冊あると最大でN回の確認が必要なため、計算量は「O(N)」になります。一方、辞書のようにあいうえお順に並んでいる本棚で、真ん中を開いて前後を絞り込んでいく方法(二分探索)では、回数は大幅に減り「O(log N)」となり、本が大量になっても一瞬で見つけ出すことができます。
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