もう少し詳しく
逆ポーランド記法(Reverse Polish Notation, RPN)は、1920年代にポーランドの論理学者ヤン・ウカシェヴィチによって考案された「ポーランド記法(前置記法:+ 3 4)」を逆順にしたものです。コンピュータにとって、通常の数式(中置記法)は「掛け算を足し算より先に計算する」「カッコの中を最優先にする」といった複雑な先読み処理が必要になるため、計算アルゴリズムが複雑になります。しかし逆ポーランド記法を使えば、「LIFO(後入れ先出し)」の特徴を持つスタックというデータ構造を使うだけで、左から右へ1回読むだけで一切の迷いなく計算を完了できます。数値を読み込んだらスタックに『Push(積む)』し、演算子を読み込んだらスタックから数値を2つ『Pop(取り出す)』して計算し、結果を再び『Push』する、という極めて単純で機械的な処理の繰り返しで、どんなに複雑な数式でも解くことができる美しい仕組みです。
試験でのポイント