ディープラーニング(深層学習)は、人間の脳の神経回路を模した「ニューラルネットワーク」を多層(入力層、中間層/隠れ層、出力層)に重ねた「ディープニューラルネットワーク(DNN)」を利用します。最大の特徴は「表現学習」とも呼ばれ、データの特徴(特徴量)を機械自身が自動的に抽出・獲得できる点にあります。従来の機械学習では、画像から特徴を見出すために人間が「エッジの向き」や「色のヒストグラム」などをあらかじめ定義(特徴量設計)して与える必要がありましたが、ディープラーニングは大量のデータを入力するだけで、低次(点や線)から高次(顔や物体の形状)の特徴を段階的に学習します。これにより、画像認識精度が飛躍的に向上し、囲碁での人間への勝利(AlphaGoなど)や、自動翻訳、高精度な音声合成など、あらゆる分野でブレイクスルーをもたらしました。
試験でのポイント