近年では、DRAMのデータ転送速度を向上させるために、CPUの動作クロック信号に同期して高速にデータをやり取りする「SDRAM(Synchronous DRAM)」や、1回のクロック信号の立ち上がりと立ち下がりの両方のタイミングでデータを転送して速度を倍増させた「DDR SDRAM(Double Data Rate SDRAM)」といった技術が主流となっており、DDR4やDDR5といった規格がパソコンなどで広く普及しています。
試験でのポイント
情報処理技術者試験において、DRAMはSRAMとの対比で必ずと言っていいほど出題される重要な用語です。表形式でSRAMとDRAMの特徴を比較させ、正しい記述を選ばせる問題が定番中の定番です。
試験対策として、DRAMについては以下のキーワードをセットで暗記しておく必要があります。
- 記憶素子:コンデンサを利用して電荷として記憶する。
- リフレッシュ動作:時間経過で電荷が失われるため、定期的なリフレッシュ(再充電)が「必要」である。
- アクセス速度と集積度:SRAMに比べてアクセス速度は「遅い」が、構造が単純なため集積度を「高く」でき、大容量化に向いている。
- 主な用途:主記憶装置(メインメモリ)として用いられる。
特によくあるひっかけ問題として、「SRAMは定期的なリフレッシュが必要である」といった記述を誤りとして見抜くパターンや、「DRAMはキャッシュメモリに用いられる」という誤った組み合わせを見抜くパターンがあります。コンデンサ・リフレッシュ・主記憶装置というDRAMの特徴をしっかり押さえておきましょう。
関連する用語
DRAMと必ず比較されるのが、リフレッシュが不要で高速なSRAMです。また、DRAMが用いられる具体的な場所である主記憶装置や、一定時間ごとに電荷を回復させるリフレッシュ動作そのものも、関連して問われやすい用語です。
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ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目Aと科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスVer.7.2も併記します。
この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。
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