QoS | 応用情報技術者試験
QoSとは
QoS(Quality of Service)とは、ネットワーク上を流れるデータの優先順位や通信帯域(スピード)を制御し、特定の重要な通信が途切れたり遅延したりしないように通信品質を保証する技術(帯域制御)のことです。
インターネットや社内ネットワークでは、メール送信、ファイルダウンロード、動画視聴、Web会議など様々なデータが同時に流れます。QoSが設定されていないと、誰かが大容量のファイルをダウンロードし始めただけで回線が逼迫し、同時に行っていたオンライン会議の音声が途切れてしまいます。QoSを使うことで、「Web会議の音声データは最優先」「ファイルのダウンロードは後回し」といったルールをルーターに設定し、限られた回線速度を賢く分配できます。
具体例
オフィスのインターネット回線でIP電話(インターネット電話)を使っている場合です。電話の音声データはわずか数ミリ秒の遅れでも雑音や途切れの原因になります。QoSで「音声パケット(IP電話のデータ)」を最優先に処理するようルーターに指示しておくことで、他のパソコンで大容量のアップデートが走っていても、電話だけはクリアな音質を維持できます。
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