試験においてページフォールトに関する問題は、「仮想記憶システムにおける実効アクセス時間」を求める計算問題として頻出です。「ページフォールト率がpのとき、平均アクセス時間はいくつか」といった問題では、物理メモリへのアクセス時間と、ページフォールト発生時の補助記憶装置へのアクセス時間(ページ入れ替え処理時間を含む非常に長い時間)を加重平均して計算します。ミリ秒とナノ秒といった単位の違いに注意して計算する力が求められます。
また、前述のページ置換アルゴリズム(FIFO、LRU、LFUなど)の違いと特徴を問う問題も定番中の定番です。「最も長い間使われていないページを置き換え対象とする方式はどれか」といった問題文が出た場合、即座にLRUと答えられるようにキーワードを紐付けておきましょう。
さらに、搭載メモリ量が少なすぎるなどの理由でページフォールトが頻発し、OSがページの入れ替え処理にばかり時間を取られて、本来のアプリケーションプログラムの実行がほとんど進まなくなる致命的な状態である「スラッシング」も、関連する重要キーワードです。ページフォールト率が高まるとシステム性能が急激に低下するグラフの形などもイメージできるようにしておくと完璧です。
関連する用語
ページ置換アルゴリズム、LRU、FIFO、スラッシング
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ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目Aと科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスVer.7.2も併記します。
この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。
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