試験においてバックアップに関しては、「フル」「差分」「増分」の3つの方式の違いを比較・選択させる問題が非常によく出題されます。それぞれの方式における「バックアップ処理にかかる時間」「必要なストレージ容量」「復旧にかかる手間や時間(リストア時間)」のトレードオフを正確に理解しておくことが重要です。例えば、「日々のバックアップ時間を最も短縮できる運用はどれか」といった問題では増分バックアップが正解になり、「障害発生時の復旧手順が最も少ないのはどれか」であればフルバックアップが正解になります。
また、「3-2-1ルール」と呼ばれるバックアップ業界のベストプラクティスも最新の試験傾向として重要です。これは「データは最低3つのコピーを持つ」「2種類の異なるメディア(HDDとテープなど)に保存する」「1つは遠隔地(オフサイトやクラウド)に保管する」という原則です。
最近では、システム内のデータを勝手に暗号化して身代金を要求するランサムウェアによる被害を防ぐために、ネットワークから物理的・論理的に切り離された状態の「オフラインバックアップ」や、一度書き込んだら変更・削除ができない「イミュータブル(不変)バックアップ」の重要性も高まっており、セキュリティ分野と絡めて出題されることがあります。
関連する用語
ディザスタリカバリ、ランサムウェア、アーカイブ、リストア
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ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目Aと科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスVer.7.2も併記します。
この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。
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