また、複数の異なるサーバーやデータベースにまたがって1つのトランザクションを実行する「分散データベース」においては、「二相コミットプロトコル(2-Phase Commit Protocol)」と呼ばれる高度な仕組みが用いられます。これは、全体の指揮役(コーディネーター)がすべての参加データベース(参加者)に対して「コミット可能か?」と問い合わせる『第1相(準備フェーズ)』と、全員から合意(Yes)を得られた場合に一斉に「コミットせよ」と命令を下す『第2相(コミットフェーズ)』の二段階を踏むことで、ネットワーク分散環境下でもすべてのシステムが一貫して同時コミットできるように合意形成する技術です。
試験でのポイント
IT試験においては、コミットとロールバックの挙動や目的、およびそれらがACID特性のどの性質を維持するために使われるかがよく問われます。