資格試験では、基数変換はまさに「計算問題の登竜門」であり、必ず得点源にしておきたい分野です。出題パターンとしては、整数の変換だけでなく、少数を含む数値の変換(例:10進数の「5.75」を2進数に変換せよ)がよく狙われます。少数の変換ルール(2を掛けて整数部分を取り出す)を忘れてしまいがちなので、試験前に必ず復習しておきましょう。
また、2進数、8進数、16進数同士の相互変換は、10進数を経由せずに直接行うテクニックが非常に有効です。2進数の「3桁」は8進数の「1桁」に、2進数の「4桁」は16進数の「1桁」にそのまま対応するという性質を利用します。たとえば2進数の「110101」を8進数にするなら、右から3桁ずつ区切って「110」と「101」にし、それぞれを8進数にして「6」と「5」、よって「65」と即答できます。このテクニックを身につけておくと、試験時間を大幅に節約でき、見直しの時間を作ることができます。
基数変換の出発点となる2進数や、人間が読みやすいようにまとめた16進数、また少数を扱う際に起きる問題に関連して浮動小数点数なども併せて確認しておくと、数値表現への理解がより強固になります。