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コンピュータ構成要素

昔のファームウェアは、一度書き込むと内容を変更できない「ROM(Read Only Memory)」と呼ばれるチップに記録されていたため、バグがあっても後から修正することが困難でした。しかし現在では、電気的に内容を消去して書き直せる「フラッシュROM」に記録されるのが一般的です。これにより、スマートフォン、デジタルカメラ、ワイヤレスイヤホン、自動車の電子制御システムなど、あらゆる機器で、製品出荷後でもメーカーのウェブサイトから最新のファームウェアをダウンロードして書き換える(アップデートする)ことで、動作の安定化や新機能の追加、脆弱性の修正が行えるようになっています。

試験でのポイント

ITパスポート試験等では、ソフトウェアとハードウェアの中間的な性質や、ROMに保存されるという特徴について問われます。

重要なポイントは以下の通りです。

  • ハードウェア制御が目的:機器の基本的なハードウェア制御を行うために、機器に内蔵されたROMやフラッシュメモリにあらかじめ書き込まれているソフトウェアであるという定義をしっかり覚えましょう。
  • 更新(アップデート)が可能:かつては書き換え不可でしたが、現在はフラッシュメモリの普及により「バグ修正や機能追加のために書き換えることができる」という点がよく出題されます。
  • BIOS/UEFIとの関係:PCの電源投入時にハードウェアの初期化やOSの起動準備を行う「BIOS(Basic Input/Output System)」は、ファームウェアの代表例として頻繁に登場します。
  • 組込みシステムとの関連:家電製品などの組込みシステムにおいて、機器を思い通りに動かすための頭脳として搭載されているプログラムもファームウェアと呼ばれます。

問題文に「ハードウェアに組み込まれた」「ROMに記録されている」「基本的な制御を行うソフトウェア」といったキーワードが含まれていたら、ファームウェアを疑うのが鉄則です。

関連する用語

関連する用語として、ファームウェアが活躍する主戦場である組込みシステム、ファームウェアを保存するための不揮発性メモリであるフラッシュメモリやROMなどが挙げられます。