確率(かくりつ)とは、ある出来事(事象)が起こる可能性の度合いを、0から1の間(あるいは0%から100%の間)の数値で表したものです。すべての結果が同様に起こると期待されるとき、「求めたい出来事が起こる場合の数」を「起こり得るすべてのパターンの数」で割ることで計算できます。ITの分野では、ネットワーク通信でのデータ紛失の発生率、AI(人工知能)が予測を行う際の自信の度合い(確信度)、迷惑メールフィルターが受信したメールを「スパム」と判定する基準など、不確実な状況下でプログラムが最適な判断を下すために確率の考え方が広く活用されています。
最も身近な例として、サイコロを振って「3の目」が出る確率を考えてみます。
・サイコロのすべての目の数(全体の場合の数): 6通り(1, 2, 3, 4, 5, 6)
・「3の目」が出る場合の数: 1通り
・確率の計算: 1 ÷ 6 = 約 0.167(約 16.7%)この結果から、サイコロを1回振ったときに3が出る可能性は約16.7%であると数値で客観的に評価できます。システム開発でも、このような計算を用いてサーバーの故障リスクなどを予測します。