スケジューリングの具体的なアルゴリズムには様々な種類があります。最も単純な「到着順方式(FCFS:First Come First Served)」は、文字通り処理待ちの行列に並んだ順に実行する方式ですが、処理時間の長いタスクが前方にいると後ろのタスクが延々と待たされる「コンボイ効果」という欠点があります。現代の汎用OSで最も基礎となっているのが「ラウンドロビン方式」で、これは全てのタスクに均等な短い持ち時間(タイムクォンタム)を与え、時間が切れたら行列の最後尾に並び直させることで、公平性と応答性を担保する方式です。実際のOSではこれらをさらに高度化させ、タスクに優先度を設定し、複数の待ち行列を準備して、タスクの性質(対話型かバッチ処理か)に応じて優先度を動的に変動させる「多重レベルフィードバックキュー」などの非常に複雑なアルゴリズムが組み合わせて採用されています。
各種スケジューリングアルゴリズムの名称と特徴を結びつける問題や、計算問題が出題されるポイントです。
ラウンドロビン、ターンアラウンドタイム、スタベーション