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ヒューマンインタフェースとマルチメディア

Webデザインや一般的なモニター表示(スクリーン)では、標準的な解像度として「72ppi」や「96ppi」が長年基準とされてきました。しかし、スマートフォンの登場以降、Apple社のRetinaディスプレイに代表される「高密度ディスプレイ」が普及し、画面でも300ppiを超える超高解像度表示が一般的になりました。これにより、肉眼では画面のピクセル(粒)を視認することが難しくなり、印刷された紙と見紛うほどの滑らかな文字や写真が表示できるようになっています。なお、印刷物として綺麗に表現するためには、一般的に「300dpi〜350dpi」の解像度が必要とされ、これより低いと輪郭がギザギザ(ジャギー)になってぼやけた印象になります。

試験でのポイント

IT試験においては、解像度、ピクセル、およびデータ量の計算関係について出題されることがあります。

計算問題の例として、スキャナやディスプレイでのピクセル数の計算や、色深度(1ピクセルあたりのデータ量、ビット数)と組み合わせた画像ファイルサイズの計算方法を理解しておくことが求められます。
・例:横2インチ、縦3インチの写真を150dpiでスキャンした場合のピクセル数は?
- 横:2インチ × 150 = 300ピクセル
- 縦:3インチ × 150 = 450ピクセル
- 総画素数:300 × 450 = 135,000画素(ピクセル)

また、dpi(dots per inch)という単位の定義である「1インチあたりのドット数」を正確に暗記しておくことも大切です。時折、他の長さの単位(1cmなど)とひっかける誤答の選択肢があるため注意しましょう。画面の「横対縦の比率」を表す「アスペクト比」(16:9や4:3など)もあわせて学習しておくと効果的です。

関連する用語

解像度に密接に関連する用語として、デジタル画像を構成する最小単位である「ピクセル(画素)」があります。また、1インチあたりの密度を表す「dpi(dots per inch)」や「ppi(pixels per inch)」、画像のドットが階段状にギザギザに見える現象を指す「ジャギー」や「アライシング」も重要です。画面の画素数としてよく使われる「フルHD」や「4K」といった表示規格も関連用語として整理しておきましょう。