
標準偏差(ひょうじゅんへんさ)とは、データの集まりにおいて、それぞれのデータが「平均値からどれくらいバラついているか(散らばっているか)」を表す数値のことです。標準偏差が「小さい」ということは、データのほとんどが平均値の近くにギュッと集まっていてバラつきが少ないことを意味します。逆に標準偏差が「大きい」ということは、データが平均値から遠く離れた値まで広く散らばっていることを意味します。学校のテストでおなじみの「偏差値」を算出する際や、サーバーの応答時間のばらつきをチェックしてシステムが安定して動いているかを評価する指標として欠かせない数値です。
クラスAとクラスBのテスト結果(どちらも平均点は70点)を比べてみましょう。
【クラスA】 全員が68点〜72点の間だった場合
→ バラつきがほぼ無いため、標準偏差は「非常に小さい」
【クラスB】 40点の人もいれば100点の人もいた場合
→ バラつきが大きいため、標準偏差は「大きい」同じ平均点70点でも、標準偏差を見ることで「クラスAは全員が均一に理解している」「クラスBは得意・不得意の差が激しい」というデータの背景・特徴を正しく見抜くことができます。