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ネットワーク

また、5Gの最も革新的な技術の一つに「ネットワークスライシング」があります。これは、1つの物理的なネットワークを、用途に合わせて仮想的に細かく分割(スライス)して提供する技術です。例えば、自動運転の制御システム用には「超低遅延かつ高信頼なスライス」、スマートメーターのデータ送信には「低速だが多数の端末を収容するスライス」、4Kや8Kの映像配信には「超高速・大容量のスライス」といったように、要求される品質やサービス要件に応じた最適な仮想ネットワークを同時に提供することができます。

試験でのポイント

試験対策としては、まず5Gの3大特徴である「超高速・大容量」「超低遅延」「多数同時接続」という言葉を完璧に暗記し、それぞれがどのようなユースケースと結びついているかを整理しておくことが重要です。例えば、「スマート工場の多数のセンサーからのデータ収集」は「多数同時接続」、「高精細映像のリアルタイムストリーミングやVR体験」は「超高速・大容量」、「自動車の自動運転における緊急制御や医療分野でのロボット遠隔操作」は「超低遅延」に分類されます。これらの具体的な事例と特徴を正しく一致させる問題が出題されます。

また、5Gの通信可能エリアを補完・活用する概念として、通信事業者による全国的なサービスとは別に、企業や自治体が自社の敷地や建物内などの限定されたエリア内に独自に構築する「ローカル5G」も試験でよく問われます。ローカル5Gは他者の通信状況による影響を受けにくく、機密性の高い通信環境を自営で構築できる点がメリットです。さらに、低遅延を極限まで高めるために、端末の物理的な近く(ネットワークの境界付近)にサーバーを設置してデータ処理を行う「エッジコンピューティング」との併用についても、合わせて理解しておく必要があります。

関連する用語

身の回りの様々なモノがインターネットに繋がる概念「IoT」、5Gの通信品質を最適に分割して提供する仮想化技術である「ネットワークスライシング」、端末の近くで分散処理を行うことで低遅延を実現する「エッジコンピューティング」などがあります。