一般論:
「ウイルス」はマルウェア全体を指す日常語として使われることがありますが、試験では用語を区別して覚えた方が安全です。
ランサムウェア攻撃を理解するときは、暗号化だけを見ないことが重要です。
典型的な侵害を単純化すると、次のように進みます。

もっと身近なたとえにすると、
① 泥棒が会社へ侵入
↓
② 社内を歩き回る
↓
③ 機密書類をコピー
↓
④ 書類棚全部に鍵を掛ける
↓
⑤ 「金を払え」と要求
↓
⑥ 「払わないなら盗んだ書類も公開する」と脅す
という流れです。
昔ながらの説明では、
ランサムウェア
↓
ファイル暗号化
↓
身代金要求
だけを覚えることが多くありました。
現在は、これだけでは不十分です。
警察庁は、データを窃取した上で「支払わなければ公開する」と要求する**二重恐喝(二重脅迫)**が被害の多くを占めると説明しています。
攻撃者
│
├─ 脅迫①
│ データを暗号化した
│ ↓
│ 「復旧したければ払え」
│
└─ 脅迫②
情報を盗んだ
↓
「公開されたくなければ払え」
ここが重要です。
バックアップからシステムを復旧できても、
盗まれた情報
を攻撃者から取り戻すことはできません。
そのため、
「バックアップがあるからランサムウェアは怖くない」
とは言えません。