ISMSの運用では、まず組織内の情報資産を洗い出し、それぞれの資産に対するリスク評価(リスクアセスメント)を行います。その後、リスクに応じた「管理策(技術的、物理的、組織的、人的な対策)」を策定・実施し、定期的な内部監査やマネジメントレビューを通じて、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を回すことで、セキュリティ体制を永続的に向上させていきます。
試験では、情報セキュリティの3大要素(機密性・完全性・可用性)の定義と、それぞれに該当する具体的な対策が問われます(例:「データの暗号化は機密性の確保」「RAIDによるディスクの冗長化は可用性の確保」など)。
また、ISMSを運用する手順(PDCAサイクル)における各プロセスの活動内容(例:Plan段階でのリスクアセスメントと基本方針の策定、Check段階での内部監査、Act段階での是正処置)や、ISMSの適合性評価制度(第三者機関による認証)についてもよく出題されます。
関連する用語には、ISMSの国際規格である「ISO/IEC 27001」、セキュリティの脅威を洗い出して評価する「リスクアセスメント」、および企業のセキュリティ基本方針を示す「情報セキュリティポリシー」があります。