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セキュリティ
  1. 情報収集(偵察): 対象システムのドメイン情報、IPアドレス範囲、稼働しているサービスやOSのバージョンなどを調査します。
  2. 脆弱性スキャン: 自動ツール等を用いて、システムに存在する公知の脆弱性を洗い出します。
  3. 悪用と侵入: 見つかった脆弱性や設定不備を利用して、標的システムへの侵入を試みます。
  4. 権限昇格と内部探索: 侵入した足がかりから、システム管理者の権限を奪取し、社内の他の重要システム(ドメインコントローラや機密データベース)へネットワーク的に横展開して目的のデータを探索します。
  5. 報告と改善策の提示: 侵入に成功した経路と、それによって生じるビジネス上のリスク、具体的な修正対策をまとめたレポートを作成し、クライアントに報告します。

このように、個々の脆弱性を指摘するだけでなく、「ビジネスにどれだけ重大な実害が及び得るか」を証明する点が、通常の「脆弱性診断」との最大の違いです。

試験でのポイント

試験では、ペネトレーションテストの目的や特徴について問われます。特に、「脆弱性診断(脆弱性スキャン)」との違いがポイントです。

脆弱性診断は「システム全体に存在する脆弱性を網羅的に洗い出すこと」を目的とし、ツールによる自動スキャンが主体となります。一方、ペネトレーションテストは「特定の攻撃シナリオに基づいて、実際にシステムに侵入できるか、機密データまでたどり着けるかという防御力を手動を交えて検証すること」を目的とします。この目的の違いとアプローチの差を明確に区別しておきましょう。

関連する用語

関連する用語には、システム全体の脆弱性を網羅的に検出する「脆弱性診断」、サイバー攻撃を実行する善意の技術者である「ホワイトハッカー」、および攻撃の糸口となるセキュリティ上の欠陥である「脆弱性(ぜいじゃくせい)」があります。