×
開発技術と開発管理

ブラックボックステストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ブラックボックステストとは

ブラックボックステストとは、プログラムの内部構造やソースコードの中身は一切気にせず、システムの「入力(インプット)」と「出力(アウトプット)」の関係だけに注目して、仕様書通りに正しく動作するかを検証するテスト手法です。中身が見えない「黒い箱」に例えてこう呼ばれます。

このテストでは、「このようなデータを入力したら、仕様書通りにこの結果が返ってくるはずだ」という観点で検証します。テストデータの選び方には、以下のような代表的な設計手法があります。

  • 同値分割:入力値を「同じ結果が得られるグループ」に分類し、各グループから代表値を1つ選んでテストする。
  • 限界値分析:グループの境界線となる値(ギリギリの値)を入力して、正しく判定されるかをテストする(バグが最も発生しやすいため)。

システムの仕様を満たしているかを確認するため、主に結合テストやシステムテスト、受入れテストで広く使われます。

具体例

「0点から100点までの点数を入力し、60点以上が合格、59点以下が不合格」となる採点システムをテストする場合です。