- 同値分割(Equivalence Partitioning): 入力データの範囲を、システムが「同じように処理する(同じ結果になる)」グループ(同値クラス)に分割します。各クラスから代表的な値を1つ選んでテストを行います。例えば、「1〜100」が有効な入力の場合、「有効値のグループ(例:50)」「無効値のグループ(例:150や -10)」の代表値で検証します。これにより、テストケースの数を劇的に削減できます。
- 限界値分析(境界値分析:Boundary Value Analysis): バグが発生しやすい「データの境界(限界値)」に焦点を当てる手法です。先の例(1〜100)であれば、境界となる「0、1、100、101」といった値をテストデータに選びます。「未満」や「以下」などのプログラムの不等号ミスを検出するのに極めて有効です。
試験でのポイント
試験では、ブラックボックステストの設計技法である「同値分割」と「限界値分析(境界値分析)」の概念や、具体的な入力値の選び方について非常に高い確率で出題されます。
例えば、「年齢入力欄(18歳以上が大人)」におけるテスト値として、同値分割で選ぶべき値や、境界値分析で選ぶべき値(17歳と18歳)は何かを問う問題が一般的です。また、「プログラムの内部構造を考慮しないテストであること」や、外部設計に対応する「結合テスト」や「システムテスト」のフェーズで多く用いられるという特徴についても出題されます。
関連する用語
関連する用語には、入力をグループ分けして代表値を選ぶ「同値分割」,入力の境目の値を検証する「限界値分析(境界値分析)」,およびプログラムの内部構造を検証する「ホワイトボックステスト」があります。