システムが大規模になるほど、変更のたびにすべてのテストを手動で行うのは時間的に不可能になります。そのため、回帰テストは「テスト自動化」との親和性が非常に高いのが特徴です。テストスクリプトを作成しておき、コードがコミットされるたびに自動的にすべての回帰テストを実行する仕組み(CI/CDパイプライン)を構築することで、常にシステム全体の品質と品質後退のない状態を維持します。
試験では、回帰テストを行う「目的」について問われます。「プログラム変更に伴う不具合(デグレード / 先祖返り)が、修正対象以外の箇所に発生していないかを検証するテストである」という定義を正しく答えられるようにしましょう。
また、ソフトウェアの保守(メンテナンス)フェーズや、アジャイル開発のように頻繁にリリースを繰り返す開発スタイルにおいて、回帰テストの重要性と、それを支えるテスト自動化の価値について出題されます。
関連する用語には、修正によって新たなバグが入り込むことを指す「デグレード(先祖返り)」、テストを自動実行する「CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)」、および機能追加による品質低下を防ぐ「ソフトウェア保守」があります。