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企業と法務

経営理念は、企業の創業者によって提唱され、企業の成長とともに組織のDNAとして受け継がれていくのが一般的です。近年では、これをより具体化した「ミッション(存在意義や使命)」「ビジョン(目指す将来像)」「バリュー(行動指針や共有する価値観)」という3つの要素(MVV)に細分化して定義する企業が増えています。

経営理念を策定し、組織全体に浸透させること(インナーブランディング)には多くのメリットがあります。まず社内においては、従業員の帰属意識(エンゲージメント)が高まり、業務上の意思決定が迅速になります。日々の細かな業務判断から、新規事業の立ち上げといった重大な経営判断にいたるまで、共通の「価値基準」に照らし合わせることで、組織のブレを防ぐことができます。また、採用活動においても、自社の理念に深く共感した人材を惹きつけることができるため、入社後のミスマッチを防ぎ、定着率を高める効果があります。