
製造物責任法(PL法:Product Liability法)は、製品の「欠陥」によって、それを使った人がケガをしたり、物が壊れたりした場合に、その製品を作った会社(製造業者など)に損害賠償の責任を負わせる法律です。昔は、被害者が「会社がわざと、あるいはうっかりミス(過失)で不良品を作った」ことを証明しなければならず、これは非常に困難でした。しかしPL法ができたことで、被害者は「製品に欠陥があったこと」と「その欠陥のせいで被害を受けたこと」さえ証明すれば、会社のミス(過失)を証明しなくても損害賠償を請求できるようになりました。ただし、対象となるのは「製造または加工された動産(形のある製品)」であり、ソフトウェアやデータ自体などの無形物、あるいは不動産(土地や建物)は対象外となります。IT業界では、ソフトウェアが組み込まれたハードウェア(家電など)が対象になるケースに注意が必要です。