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継承とポリモーフィズム
子クラスは親クラスのすべての public, protected, およびパッケージ不可視メンバを引き継ぎますが、private 修飾子が付与された親クラスのメンバに子クラスから直接アクセスすることはできません(カプセル化の維持)。 また、コンストラクタは継承の対象外です。子クラスのコンストラクタが実行される際、その先頭で必ず親クラスのコンストラクタ(super())が呼び出され、親側の初期化が完了した後に子側の初期化が行われます。 継承の階層において、特定のクラスをこれ以上継承されたくない(子クラスを作らせたくない)場合は、クラス宣言に final 修飾子を付与します(例: public final class String)。

試験でのポイント

Java Silver試験では、継承に関する以下の文法違反(コンパイルエラー)が頻繁に出題されます。 1. 多重継承の禁止:class Child extends ParentA, ParentB のようにカンマ区切りで複数の親クラスを指定することは固く禁止されており、コンパイルエラーになります(※インターフェースの複数 implements と混同しないこと)。 2. finalクラスの継承禁止:final で宣言されたクラス(Stringクラスなど)を extends しようとするとコンパイルエラーになります。 3. 親コンストラクタの自動呼び出し失敗:親クラスに引数なしコンストラクタが存在せず、子クラスのコンストラクタで super(引数) を明示的に呼び出していない場合、コンパイルエラーになります。

関連する用語

親クラスのメソッドを再定義する「オーバーライド」や、型の共通化を可能にする「ポリモーフィズム」、処理の骨組みを定義する「抽象クラスと抽象メソッド」、およびインスタンス化の基盤である「コンストラクタ」は継承の応用概念です。

ファクトチェック:1Z0-825-JPN(2026-08-01確認)。試験番号1Z0-825-JPN、試験時間90分、60問、合格ライン65%です。

この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。

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