各フラッシュバック機能の詳細をまとめます。フラッシュバッククエリ(Flashback Query)は AS OF 句を使って特定の時刻・SCN(System Change Number)時点のデータを SELECT できます。UNDO 表領域の保持期間内(UNDO_RETENTION パラメータで設定)のデータが参照可能です。フラッシュバックテーブル(Flashback Table)は表全体を過去の時点の状態に戻す操作で、事前に ROW MOVEMENT の有効化が必要です。フラッシュバックドロップ(Flashback Drop)は DROP TABLE してしまった表を「ごみ箱(Recycle Bin)」から復元する機能です。DROP TABLE 後に PURGE オプションを指定しなければ、ごみ箱に残ります。フラッシュバックデータベース(Flashback Database)はデータベース全体を過去の時点に戻す機能で、「フラッシュバックログ」という専用ログが必要です。これが最も強力な機能ですが、事前の設定(DB_RECOVERY_FILE_DEST・FLASHBACK ON の有効化)が必要です。