AWR の主要なコンポーネントとして、「MMON(Memory Monitor)」バックグラウンドプロセスが定期的にスナップショットを取得する処理を担当します。AWR データは SYSAUX 表領域内の「SYS スキーマの AWR 関連のテーブル」に保存されます。AWR レポートの中で最も重要な分析指標が「トップ10待機イベント(Top 10 Wait Events)」と「トップ SQL(Top SQL by CPU/Elapsed Time)」です。待機イベント(Wait Event)とは、データベースが何かを待っている状態の種類(例:「db file sequential read」=ディスクからのデータ読み込み待ち、「log file sync」=REDO ログの書き込み完了待ちなど)です。AWR に加えて、「ADDM(Automatic Database Diagnostic Monitor、自動データベース診断モニター)」は AWR データを分析して自動的にパフォーマンス問題を診断し、改善案を提示する機能です。