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科目A-1|企業と法務
固定費(Fixed Cost)と変動費(Variable Cost)の分類は、企業の財務分析や経営戦略を立てる上で基本となる概念です。固定費は、生産量や販売量に関わらず発生する費用であり、例えば工場の減価償却費、管理部門の人件費、オフィスの賃料などが該当します。売上が少ない時期でも固定費は減少しないため、売上高に占める固定費の割合が高い「固定費型のビジネス」(製造業やソフトウェア開発業など)は、損益分岐点が高くなりやすく、不況時の赤字リスクが高まります。しかし、一度損益分岐点を超えると、売上の増加がそのまま大きな利益へとつながる「営業レバレッジ」が働く特徴があります。近年では、クラウドサービスの利用(サブスクリプション)によって、従来は自社サーバー購入などの「固定費(設備投資)」だったものを、利用量に応じた「変動費(経費)」へと移行させることで、リスクを低減するIT投資の動きが主流となっています。

試験でのポイント