対象読者・前提環境
この記事は、次の読者を対象としています。
情報処理安全確保支援士試験を学習している人
システム監査技術者試験を学習している人
内部監査や情報システム監査の担当者
SQLやPythonを監査業務へ活用したい人
CAATと監査証拠の関係を整理したい人
SQLの例では、PostgreSQLに近い構文を使用します。実際の列名やデータ型は、利用するシステムに合わせて変更してください。
CAATとは
CAATは、一般に「Computer-Assisted Audit Techniques」の略として使われます。IPAでは、正式な日本語表記としてコンピュータ支援監査技法が使用されています。
簡単にたとえると、CAATは大量のデータを調べるための「金属探知機」のようなものです。
監査人が何百万件もの取引を一件ずつ目で確認するのは現実的ではありません。そこで、コンピュータを使って一定の条件に該当するデータを探します。
ただし、金属探知機が反応しても、それが危険物とは限りません。同じように、CAATが異常を検出しても、不正やルール違反と即断してはいけません。
IPAのシステム監査技術者試験シラバスでは、CAATの例として、データ分析ツール、電子調書システム、生成AIを含むAIを用いた監査が示されています。�
IPA
CAATの全体像
Mermaid