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科目A|法務・戦略更新項目

「電子調書を使えばCAATになる」とは限らない

電子調書システムはCAATの一例ですが、単に文書を電子化しただけでは、データ分析や監査手続が適切になったとは限りません。

「AIが監査結論を決める」は不適切

IPAのシステム監査技術者試験シラバスでは、生成AIを含むAIを用いた監査がCAATの例に含まれています。�

IPA

ただし、AIの回答には誤りや根拠不明の出力が含まれる可能性があります。監査人は、入力データ、出力結果、引用元、判断根拠を検証する必要があります。

まとめ

CAATは、監査ソフトウェア、データ分析ツール、電子調書システム、AIなどを利用して、システム監査を支援する技法です。

大量のデータから、重複支払、休日の特権操作、伝票番号の欠落などを効率的に抽出できます。

ただし、CAATが出力するのは、原則として異常候補です。

元データの完全性、抽出条件、再現性、原本との突合結果を確認し、十分かつ適切な監査証拠を得たうえで、監査人が結論を形成します。

覚え方は次のとおりです。

CAATは「見つける道具」。結論を決めるのは監査人。

FAQ

Q1. CAATは監査ソフトウェアの製品名ですか

いいえ。

CAATは、コンピュータを利用して監査を支援する技法の総称です。

Q2. Excelを使ったデータ分析もCAATですか