×
追加記事

しかし攻撃トラフィックが既に回線やFirewallまで到達しているため、大量DDoSでは上流側の対策が必要です。


Q. net.ipv4.icmp_echo_ignore_all=1にすればよいですか?

通常運用では第一選択にするべきではありません。

Linux Kernelではデフォルトは0で、Echo Requestへ応答する設定です。

Ping監視や障害調査にも影響します。

まずFirewallや上流側でのレート制御を検討してください。


Q. WAFで防げますか?

通常のWeb WAFだけでは困難です。

ICMPはHTTPより下位のネットワーク層で処理されるためです。

L3/L4 DDoS防御が必要です。


Q. IPv6もPingをDROPしてよいですか?

全面DROPはおすすめできません。

RFC 4890ではICMPv6の複数のメッセージがIPv6通信に不可欠とされています。

Echo Requestだけをレート制御する場合でも、他のICMPv6 Typeへ影響しないルールにする必要があります。


Q. 攻撃判定は何ppsからですか?

一律の値では判断できません。

10ppsでも異常な環境があります。

一方、大規模な監視システムなら100pps以上が正常な場合もあります。

平常時のベースラインとの差で判断してください。


29. まとめ