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科目A-1|基礎理論
フィードバック制御は、制御対象の現在の出力状態(制御量)を絶えずセンサーなどで測定し、それをあらかじめ定めた目標値と比較して、その差異(偏差)を打ち消すように入力(操作量)を自動調整するクローズドループ(閉ループ)制御方式です。代表的な手法として「PID制御」があります。これは、現在生じている偏差に比例して操作量を決める「P制御(比例)」、過去の偏差の累積値から残留偏差を解消する「I制御(積分)」、偏差の急激な変化(勢い)を予測して先回りして抑える「D制御(微分)」の3つを組み合わせることで、ブレが少なく、素早く目標値に安定させる制御手法です。フィードバック制御に対して、出力の測定を行わず、あらかじめ決められた手順通りに入力を与える方式を「フィードフォワード制御」や「オープンループ(開ループ)制御」と呼び、状況の変化に対応できない代わりに構造が単純なのが特徴です。

試験でのポイント