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科目A-1|コンピュータ構成要素
NFCの最大の特徴は、「かざすだけで一瞬で通信が成立する」という手軽さにあります。BluetoothやWi-Fiのように、接続先の機器を探してパスワードを入力したりペアリングを行ったりする煩わしい設定が一切不要です。また、通信距離が極端に短いため、意図せず離れた場所にある機器と繋がってしまうことや、遠くから電波を傍受されるリスクが低く、非常に安全性が高い通信方式と言えます。この特性から、交通機関の改札機やコンビニエンスストアでの電子決済、オフィスの入退室管理システムなど、素早さと高いセキュリティが求められる場面で広く普及しています。
さらに、NFCには自ら電波を発して通信を行う「アクティブモード(リーダー側)」と、相手からの電波を受け取ってそのエネルギーを利用して動作する「パッシブモード(カード側)」の2つのモードがあります。交通系ICカードなどの内部には電池が入っていませんが、改札機の読み取り機(リーダー)から発せられる微弱な電波を受信し、それを電力に変換して内部のチップを動かし、情報を送り返しています。これにより、ICカードは電池交換不要で半永久的に使用することが可能になっています。

試験でのポイント