- ハードウェアの冗長化:サーバーの電源ユニットを2つ搭載したり、ネットワークケーブルを2本挿して通信経路を二重化(チーミングやボンディング)したりします。ディスクの冗長化は「RAID」によって実現されます。
- サーバーの冗長化:複数台のサーバーを並べて「クラスタリング」を構成し、1台が故障しても別のサーバーが処理を引き継ぐようにします。
- ネットワークの冗長化:ルーターやスイッチといった通信機器を二重化し、メインの経路が断線した場合にサブの経路へ迂回(ルーティング)させます。
- 拠点(サイト)の冗長化:地震や火災などの大規模災害に備え、東京と大阪のように遠隔地のデータセンターに全く同じシステムを構築します。これを「ディザスタリカバリ(DR:災害復旧)」と呼びます。
冗長化を行うことでシステムの停止時間は短くなりますが、機器が2倍以上必要になるため、コストも大きく跳ね上がります。そのため「システムが数時間止まっても許容される業務」と「1秒でも止まると甚大な損害が出る業務」とを見極め、コストと信頼性のバランス(トレードオフ)を取ることが設計上非常に重要となります。
試験でのポイント