また、フェールセーフと似た言葉に「フェールソフト」がありますが、フェールソフトが「機能低下を許容してでもシステムを稼働させ続ける」ことを目指すのに対し、フェールセーフは「システムを完全に停止させてでも安全を確保する」ことを最優先とする決定的な違いがあります。人命に関わる医療機器や交通システム、火災・爆発の危険があるプラント制御システムなどでは、フェールセーフの設計が法的に義務付けられているケースも多く見られます。いかなる事態においても「安全側へ倒す」という考え方が根底にあります。
試験でのポイント
情報処理技術者試験(ITパスポート、情報処理安全確保支援士試験の科目A-1、応用情報技術者試験など)において、フェールセーフは「システムの高信頼化技術(RASISなど)」の分野で非常によく出題される最重要キーワードの一つです。