通信を行う際、データは第7層から第1層へと順に降りていき、各階層で制御用の情報である「ヘッダ」が付加されます。このプロセスを「カプセル化」と呼びます。データを受信した側では、第1層から第7層へ上っていき、各層のヘッダを解析して取り外す「非カプセル化(逆カプセル化)」が行われます。
試験でのポイント
試験における最重要ポイントは、7つの階層の名称と順番、および各階層で機能する「ネットワーク機器」と「プロトコル」の対応関係を完璧に暗記することです。
特に以下の対応関係は非常に出題されやすい頻出問題です。
- ルータは「第3層(ネットワーク層)」でIPアドレスを用いて経路選択(ルーティング)を行う。
- スイッチングハブ(またはブリッジ)は「第2層(データリンク層)」でMACアドレスを用いて転送先を切り分ける。
- リピータハブ(またはリピータ)は「第1層(物理層)」で信号の増幅と整形を行う。
- TCPやUDP、および「ポート番号」は「第4層(トランスポート層)」に位置づけられる。
また、データ送信時に制御情報を追加する「カプセル化」という用語自体の意味や、OSI基本参照モデルと対比される実用的な階層モデルである「TCP/IPモデル」との階層の対応関係についても整理しておく必要があります。
関連する用語
OSI基本参照モデルに関連する概念としては、インターネットの事実上の標準規格である「TCP/IP」、通信時にヘッダ情報を追加する「カプセル化」、ネットワークの宛先を制御する「ルータ」、同一LAN内で働く「スイッチングハブ」、データの受け渡しを信頼性高く行う「トランスポート層」などがあります。
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ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目A-1、科目A-2、科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスと科目A-2追補も併記します。
この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。
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