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科目A-1|セキュリティ
完全性を技術的に保証するための主な対策としては、「ハッシュ関数」や「デジタル署名」の利用が挙げられます。データからハッシュ関数を用いて算出されるハッシュ値は、元のデータが1文字でも異なれば全く違う値になります。これを利用して、データの送受信前後でハッシュ値を比較することで、途中で改ざんや欠落が起きていないかを瞬時に検知できます。また、誰がそのデータをいつ作成・編集したのかという「アクセスログ(履歴)の記録」や、データベース管理システムにおける「トランザクション処理(データの整合性を保つ一連の処理単位)」の適用も、完全性を守るために不可欠な仕組みです。
さらに、うっかりミスを防止するための入力制限やフォーマットチェック、誤って上書き保存してしまった場合に過去の状態へ復元できるバージョン管理システム(Gitなど)の導入も完全性の維持に有効です。

試験でのポイント

試験において「完全性」に関する問題は、「データが変更(改ざん)されていないこと」「信頼性が保たれていること」を検証するシーンと結びつけて出題されます。特に以下のようなキーワードや対策技術が登場した場合は、完全性の確保に深く関係していると判断してください。