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科目A-1|セキュリティ
DoS攻撃(サービス妨害攻撃)は、システムの可用性を破壊することを目的に行われます。一般的なサイバー攻撃のように情報を盗み出すのではなく、システムの活動そのものを麻痺させることに特化しています。DoS攻撃には、主に「フラッド型(大量パケット送信)」と「脆弱性突入型(バグ利用)」の2つのアプローチがあります。
・フラッド型: サーバーが一度に処理できる限界を超える大量のトラフィックを送りつける攻撃です。代表的なものに、TCP接続の開始手続きである3ウェイ・ハンドシェイクの隙を突く「SYNフラッド攻撃」があります。これは接続要求(SYN)だけを大量に送り、接続完了(ACK)を返さないことで、サーバー側の応答待ちリソースを枯渇させます。また、Webサーバーへひたすらリクエストを送る「HTTP GETフラッド(F5アタックなど)」もこれに含まれます。
・脆弱性突入型: システムやネットワーク機器のプログラムの欠陥(バグ)を利用し、不適切なデータ(例えばサイズが異常に巨大なパケットや、規格外のデータ構造)を送りつけることで、システムを強制終了(フリーズや強制再起動)に追い込む攻撃です。