情報処理技術者試験では、インシデントハンドリングの具体的なプロセスや、各フェーズにおける適切なアクションがシナリオ形式で頻出します。特に「事後活動(レッスンズラーンド)」の重要性や、「復旧フェーズの前に、証拠保全のために必要なログやストレージデータのバックアップをとること」といったフォレンジック的手順との連携が問われます。また、インシデント対応を専門に行う組織内グループである「CSIRT」や、外部の専門機関である「JPCERT/CC」との情報共有のタイミングなど、組織的な連携についても出題されるため、対応体制の全体像を頭に入れておきましょう。
関連用語としては、企業内でインシデントハンドリングの司令塔となる組織「CSIRT」、インシデントの原因を法的な証拠として解析する「フォレンジック(デジタル鑑識)」、そしてインシデントの緊急度に応じて対応順位を決める「トリアージ(初動対応)」などがあります。