試験においては、アクセス制御の設計原則である「最小権限の原則」という用語と、その定義が頻出します。「業務を遂行するために必要最小限の権限のみをユーザーに付与する」という考え方です。また、アクセス制御リスト(ACL: Access Control List)という概念もよく出題されます。ACLは、ネットワーク機器やフォルダにおいて「どのIPアドレスやユーザーに対して、どの操作(許可・拒否)を認めるか」を一覧化したリストです。さらに、職務の分掌(不正防止のために、申請者と承認者のアカウント権限を分けること)もアクセス制御の設計に含まれるため、これらを組み合わせて理解しておきましょう。
アクセス制御に関連する用語には、アクセスする本人の身元を確認する「多要素認証」、誰がどの権限を使ってアクセスしたかのログを記録する「ログ管理」、およびこれらのセキュリティ要件を組織で定義する「情報セキュリティポリシー」があります。