nginx 第15話: セキュリティ設定とログ分析
はじめに
前回はnginx のSSL/TLS 証明書の管理とHTTPS の設定について学びました。今回はnginx のセキュリティ設定とログ分析について説明します。
これらの機能は、サーバーの安全性を向上させるために不可欠です。セキュリティ設定では、nginx が脆弱性や攻撃から保護することができ、ログ分析では、nginx がリアルタイムでログデータを収集し、アラートやトレンドを検出することができます。
セキュリティ設定
nginx では、セキュリティ設定は http セクション内で行うことができます。例えば、以下のように http_secure ディレクティブを使用すると、nginx が HTTPS プロトコルを強制し、SSL/TLS 証明書の検証を行うことができます。
http {
...
# HTTPS を強制する
http_secure on;
# SSL/TLS 証明書の検証をする
ssl_verify_client on;
}
また、nginx では security ディレクティブを使用して、脆弱性や攻撃から保護することができます。例えば、以下のように security を指定すると、nginx はクロスサイト スクリプティング (XSS) 攻撃や SQL インジェクション攻撃から保護することができます。
http {
...
# セキュリティ設定
security {
ssl_protocols TLSv1.2;
ssl_ciphers ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384;
# XSS 攻撃から保護する
http_header xframe_options SAMEORIGIN;
# SQL インジェクション攻撃から保護する
http_header xss_protection on;
}
}
ログ分析
nginx では、ログ分析は access_log ディレクティブを使用して行うことができます。例えば、以下のように access_log を指定すると、nginx はリアルタイムでログデータを収集し、アラートやトレンドを検出することができます。
http {
...
# ログ設定
access_log /var/log/nginx/access.log combined;
# アクセスログのパーセンテージを指定する
http_access_log_format "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b";
# エラーが発生したときに警告メッセージが出るように設定する
error_log /var/log/nginx/error.log warn;
}
また、nginx では log ディレクティブを使用して、ログの出力先や形式を指定することができます。例えば、以下のように log を指定すると、nginx はログを指定されたファイルに保存し、ログのフォーマットを変更することができます。
http {
...
# ログ設定
log /var/log/nginx/access.log combined;
# ログのフォーマットを変更する
http_log_format "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b";
}
以上がnginx のセキュリティ設定とログ分析についての解説です。