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応用編

SASEとは?AWS上のDjango構築例と、RPGなどのレガシー環境から移行する際の注意点

はじめに

企業システムは、かつてのように本社やデータセンターの中だけで完結しなくなりました。

現在は、次のような接続が同時に存在します。

  • 社員が自宅から業務システムを利用する

  • 支店からAWS上のWebアプリケーションへ接続する

  • Microsoft 365などのSaaSを利用する

  • 外部委託先が管理画面へ接続する

  • オンプレミスに古い基幹システムが残っている

  • IBM i/AS/400上でRPG資産を運用している

  • クラウドとレガシー環境を併用している

このような環境で、すべての通信をいったん本社へ集め、社内ファイアウォールやVPN装置を通してからインターネットへ出す方法には限界があります。

そこで使われる考え方が、**SASE(Secure Access Service Edge:サシー)**です。

本記事では、次の2つを独立した構築・移行例として解説します。

  1. AWS上で稼働するDjango環境へSASEを適用する例

  2. IBM i/AS/400のRPG環境など、レガシー環境をSASEへ段階的に移行する例

Djangoプロジェクトの中にRPGを組み込む構成ではありません。


SASEとは何か

SASEは、ネットワーク機能とセキュリティ機能をクラウド中心の基盤へ統合するアーキテクチャです。