×
応用編

GartnerはSASEを、SD-WANなどのネットワーク機能と、Web、クラウドサービス、プライベートアプリケーションへの安全なアクセス機能を統合して提供するものとして整理しています。利用者の場所、端末、アプリケーションの配置場所に依存せず、一貫した接続とセキュリティを提供することが中心です。

分かりやすく表すと、次のようになります。

SASE
├─ ネットワーク接続
│  └─ SD-WAN
│
└─ セキュリティ
   ├─ ZTNA
   ├─ SWG
   ├─ CASB
   ├─ DLP
   └─ FWaaS

ただし、これは概念を理解するための分類です。

すべてのSASE製品が同じ機能、同じ性能、同じ構成を持つわけではありません。また、SASEはAWSやDjangoのようなソフトウェア製品ではなく、ネットワークとセキュリティをどう配置するかという設計思想です。


従来型ネットワークとの違い

従来型

従来の企業ネットワークでは、社員をVPNで社内ネットワークへ接続し、本社やデータセンターのセキュリティ機器を通していました。

在宅勤務者
    │
    │ VPN
    ▼
本社・データセンター
    │
    ├─ ファイアウォール
    ├─ プロキシ
    ├─ IPS
    └─ Webフィルター
    │
    ▼
AWS・SaaS・インターネット

この方式では、AWS上のアプリケーションやSaaSを利用するだけでも、本社を経由する場合があります。