試験でのポイント
応用情報技術者試験では、従来の「境界防御(ペリメータセキュリティ)」モデルとの根本的な考え方の対比が最大の出題テーマです。従来モデル(社内は安全、社外は危険)の限界(VPN装置の脆弱性を突いた不正侵入や、テレワーク・クラウドの普及による境界の消失)を克服するための新しい設計思想としてゼロトラストが出題されます。試験対策のポイントとしては、「アクセス元やアクセス経路の如何に関わらず、すべてのリソースに対するアクセスを動的に評価・検証する」「データ、端末、ユーザーのアカウントそれぞれにおいて毎回厳密に認可を行う」「NIST SP 800-207などの標準化ドキュメントで規定された基本概念(位置情報、デバイスの状態、通信の暗号化等)」に関する選択肢を見分ける力が必要です。また、これを支える代表的な技術(多要素認証:MFA、IDaaS、EDR、SD-WAN、SASEなど)とゼロトラスト思想の結びつきも併せて押さえておく必要があります。
関連する用語
社内と社外を物理的・論理的境界で分け、ファイアウォール等で守る境界防御(境界セキュリティ)、ID情報をクラウド上で一元管理するIDaaS(Identity as a Service)、端末の挙動を監視して脅威を検知するEDR(Endpoint Detection and Response)があります。これらとゼロトラストをセットで学ぶことで、テレワーク時代の最新のセキュリティ設計手法を体系化できます。
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ファクトチェック:試験要綱 Ver.5.6(2026-07-06公開、2026年10月試験から適用)。Ver.5.6は2026年10月試験から適用され、科目Aと科目Bを規定します。2026年8月時点では適用前の資料であるため、記事では適用日を明記し、詳細シラバスVer.7.2も併記します。
この記事は公式出題範囲・チェックリストとの対応を編集部で確認した学習解説です。
公式資料
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