EVM | 応用情報技術者試験
EVM(アーンドバリューマネジメント)とは
EVM(Earned Value Management)は、プロジェクトの「進捗状況」と「かかったコスト(予算)」を、どちらも「金額(お金の価値)」という統一されたモノサシに換算して評価するプロジェクト管理の手法です。従来の「スケジュールは予定通りだが、予算は予算オーバーしている」といった感覚的な状況把握ではなく、実行された作業の価値(アーンドバリュー)を金額で算出することで、予定より遅れているのか、予算を使いすぎているのかを客観的な数値で把握し、将来のコストや完了時期を予測します。
具体例
予算100万円のWebサイト制作プロジェクトにおいて、現在は全体の50%の作業が完了しているべき予定(計画価値:PV = 50万円)だとします。しかし、実際の作業完了状況は40%(獲得価値:EV = 40万円)であり、それに対してすでに60万円(実コスト:AC = 60万円)を使ってしまっているとします。この場合、「予定より遅れており(EV 40万 < PV 50万)、さらに予算を使いすぎている(AC 60万 > EV 40万)」と正確に評価できます。