×
プロジェクトマネジメント

クリティカルチェーン法 | 応用情報技術者試験

クリティカルチェーン法とは

クリティカルチェーン法(CCPM:Critical Chain Project Management)は、プロジェクト全体の期間をできる限り短縮し、予定通りの納期に完了させるためのスケジュール管理手法です。従来の管理方法では、各作業の担当者が遅れを恐れて個別のスケジュールにそれぞれ「安全余裕(バッファ)」を隠し持っており、結果としてバッファが使い果たされて遅延が発生しがちでした。クリティカルチェーン法では、個別タスクのバッファをすべて削って最短の期間でスケジュールを組み、削り取ったバッファを「プロジェクト全体の最後尾(プロジェクトバッファ)」に一括管理して、全員で共有・消費します。

具体例

デザイン、開発、テストの3つのタスクがあり、それぞれ安全のために「予定4日+余裕3日(合計7日)」としていたとします。クリティカルチェーン法では、全員の余裕をなくし「デザイン4日」「開発4日」「テスト4日」で計画し、削った計9日のうち半分(4.5日)をプロジェクト全体の最後に「全体バッファ」として追加します。個人の遅れは、この全体バッファを消費することで管理します。