リスク対応戦略 | 応用情報技術者試験
リスク対応戦略とは
リスク対応戦略は、プロジェクトの遂行において発生する可能性のある様々な不確実なイベント(リスク)に対して、事前にどのように対処するかを決める計画・アプローチのことです。リスクへの対応方法は、主に「回避(発生源を除く)」「転嫁(他者に押し付ける)」「軽減(発生確率や影響を下げる)」「受容(起きたら受け入れる)」の4つに分類され、リスクの影響度や発生確率、対策費用などを考慮して使い分けられます。
具体例
新システムの開発で「リリース日にサーバーがアクセス過多で停止するリスク」に対して、それぞれのアプローチは以下の通りです。
- 回避: そもそもアクセス集中が予想される当日のキャンペーン機能を廃止する。
- 転嫁: クラウド事業者のサポート契約や、サーバー停止時の損害を補償する保険に加入する。
- 軽減: 事前に十分な負荷テストを行い、自動でサーバーが増設される仕組み(オートスケール)を組み込む。
- 受容: 予算や手間の都合上、一時的な停止は許容し、発生した場合はお詫び画面を表示する準備だけしておく。
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