試験でのポイント
応用情報技術者試験では、提示された具体的な対策シナリオが「回避・転嫁・軽減・受容」のどれに該当するかを正しく識別する問題が定番です。「保険に加入する」「外注化する(損害補償条項付き)」は「転嫁」。「仕様を変更して該当機能の作成をやめる」は「回避」。「事前に検証やトレーニングを行う」は「軽減」。「予備の予算(コンティンジェンシー予備)を確保しておく」は「受容」といった対応関係を瞬時に紐付けられるように訓練しておきましょう。また、近年は「マイナスのリスク(脅威)」だけでなく、「プラスのリスク(好機)」に対する対応戦略(活用、共有、強化、受容)についても用語が問われるため、両面から整理しておくことが重要です。
関連する用語
プロジェクト管理のデファクトスタンダードであるPMBOK、リスクが顕在化した際に対処するための予備費用であるコンティンジェンシー予備、およびリスクを定量的・定性的に分析するリスクアセスメントがあります。これらを併せて学ぶことで、体系的なリスクマネジメント能力が身につきます。